はいこんにちはー
この度、ブルネイにいってきました。
なんでブルネイかって言うと、
・旅行可能期間が4泊5日と短い
・東南アジアで行ったことのない最後の国
という2つの理由から、ほとんどの人が
「どこそれ?」と疑問を投げかける国
ブルネイへと出かけることにしました。
さっ、まずは事前の下調べです。地球の歩き方では
マレーシア版に組み込まれているのですが、
ブルネイのページは10Pくらいしかありません。
そして書いてあることは
・安宿が1軒くらいしかない
・人が少ない
・産油国でお金持ちが多い
・観光地らしい観光地がない
・物価が高い
などなどです…。
僕は一体この国に何をしに行くのでしょうか?
まっ、考えても観光地ができるわけもないし
物価が安くなるわけでもないので、取り敢えず
行ってみることにしました。
そして着いたブルネイ。
1日目で観光を終えてしまい、2日目はすることが
みつからず何をしていいか分からなかったので
なんとなく床屋にいってみることにしました。
ブルネイの床屋は日本と同じく、青白赤のクルクルが
廻っていたのですぐにわかりました。
内装も日本と変わらない感じです。
<図:外から見た床屋>
<図:床屋内観>
迷わず中に入ると、お客さんは僕しかいませんでした。
ブルネイは公用語はマレー語なのですが、教育レベル
が高く、英語も普通に通じます。この床屋でも通じま
した。そこで僕はどんな髪型にする?と聞かれた時に
「トレンディ・ブルネイ・カットで」
とお願いしてみました。
僕的にはブルネイで流行ってる髪形でとお願いした
つもりでした。そして床屋さんは全てを了解したかの
如く、手際良く髪を切り出しました。
僕の髪は4ヶ月も切ってなかったので結構長くなって
いました。そんな伸び放題の髪を床屋さんは
まず後ろから切り出しました。
ザクザク遠慮なく切っていきます。
しかしその後は、結構マメに整えています。
ちゃんと生際は剃ってくれますし、丁寧に何度も何度も
整えてくれました。首筋にベビーパウダーもかけてくれ
ますし、日本の床屋と同じく、簡単なマッサージもして
くれました。
<図:床屋で切ってもらう前>
なんだ、結構まともじゃないかーと思ったのです
がっしかーし!!
次の瞬間、衝撃が走りました。
床屋さんは僕の前髪を一束ねにしてぐいっと持ち上げ
ジャッキーン
と断髪式でマゲを切る親方なみに一刀両断にしたのです。
しかも、あんなに丁寧に後ろ髪を切っていたのに
前髪は一刀両断にしたままで終了…。
そして出来あがった髪型はこんな感じでした…。
<図:社会人らしからぬ髪型>
<図:まことちゃん?>
あきらにおかしな髪型です。
しかも、街中にこんな変な髪型をしてる人は
ひとりもいません。これでは
トレンディ・ブルネイ・カット(通称T・B・C)
(ブルネイで流行っている髪形)
ではなくて
ストレンジ・ブルネイ・カット
(ブルネイでは見かけられない髪形)
です…。
あまりに恥ずかしくて、僕はそれ以来帰国して帰宅する
まで、ずっと手ぬぐいを頭にかぶっていたのでした。
そして帰国したらソッコウ髪を切りに行こうと堅く心に
誓ったのでした。
<図:帰国途中のシンガポールで髪を切ることを誓っている>
しかし帰国後、職場、サッカーチームで爆笑をかい
ちょっとネタ的においしいかもと、味をしめてしまい、
まだそのままにしているのでした…。