怒涛の就職活動編の続きです。「就職活動も楽しまないと!」
の精神で遊び過ぎました。




そのN○ンダーセン


     これまた、なんとなく受けてみた企業のひとつ。外資系のコンサルティング
会社で、とても仕事が厳しいというイメージの会社でした。実際受けていても
社員の人が、忙しいとか大変だってことばが連発だったので、僕には合わない
んだろうと思っていました。ですから、筆記試験が受かり、次のグループディ
スカッション(GD)の予定を入れていたのに、軽くキャンセルしてみました。

そこで、終わったと思っていたのですが、1ヶ月ほど経って、突如連絡があり
GDに来てくれと言われました。ちょうどその時、他の企業の面接で東京に
行く予定があり、交通費がそちらは出なくて、○ンダーセンは出してくれると
いうので、GDに参加してみました。まさに棚から牡丹餅・・・

さて、気合を入れずに臨んだGDが何故か通過していて、次は別の日に1:1
の面接でした。この時も他の企業が東京であり、○ンダーセンが交通費出して
くれると言うので受けることにしました。まさに寅の威を借る・・・

さて面接は40分の予定とのこと。しかし申し訳ないのですが、この企業に対
して自分が合わないんだろうなーと感じていたのでモチベーションがなく、
志望動機とかを言うのが大変でした。あまり突っ込んで質問されると大変だ!
と思った僕は、ふと

「たまにはこちらが面接してみるか・・・」

と思ってしまい、
そこから、自分の話を中断して、以下のような怒涛の質問攻めを始めました。

や:「ところで、将来独立しようと思ってますか?」
面:「まぁそうだね。あるね」

や:「具体的にどのような?」
面:「なんたらかんたら・・・・」

や:「その夢を実現する為に必要なスキルは?」
面:「あれとこれとあれと・・・・」

や:「あと自分に足りないと思うスキルは?」
面:「そーだねー あれもこれも・・・」

や:「それをつけるにはどうしたら良いと思いますか?」
面:「そーだなー あれしてこれして・・・」

といったやり取りを続けました。そのうち面接官の方が気分良くなってきた
のか自分の夢をトクトクと語りだしたので、僕はフムフムと聞いているだけ
で良くなったので異常に楽な面接となりました。

そして気が付くと、40分のはずの面接が70分に延長していて、しかも
面接官の方は、熱く思いのたけを述べたので汗だくになっていました・・・

そんなわけでやる気のなさを顕著に露呈したので、落ちたと思っていたので
すが、消極的な姿勢から苦肉の策で編み出した、質問攻めが積極的な姿勢
取り違えられてしまい。通過してしまいました。

しかし、これ以上遊ぶのは大変失礼だと思い(現時点でもかなり失礼ですが)
丁重にお断りして、通常終了しました。



そのO○IS


     急成長の旅行会社で、旅好きなので、試しに受けてみました。
まずは、東京で説明会。

この時に司会の男性が「やはり覇気がないとだめです!!」みたいな
話をした直後に、いきなり、持っていたマイクを口から離して

「お゛は゛よ゛ーご ざ い゛ま゛ず!!!!!」


と絶叫したのでした。確かに覇気はあるかもしれませんが、なにやら宗教
っぽいイメージを持ってしまいました。その後も彼は、マイクを持ち
会社説明とかをしていくのですが、ノリノリになってきてマイクの音が
割れまくって聞きにくいことこの下なし・・・

そして、この日に筆記があり、問題が旅に関することが多かったので
軽くパスできました。そして別の日に渋谷でグループディスカッションが
ありました。いつものようにのほほんと会場にいき、のほほんと待機して
ました。僕は緊張感はもっても、緊張はしないタイプです。ふと横を
見ると女の子がなにやらもじもじしています。見ていると

手のひらに「人」って書いて飲みこんでました・・・

相当緊張しているようでした。久々に、って言うか初めてみました。

人を飲みこんでいる人

女性がやっていたので可愛らしいですけどね。これが男だったら
モンゴリアンチョップものですが・・・
さて、GDが始まりました。ひとつの大きな部屋に2つのグループが
あって別々に話し合いをします。僕の入ったグループは女性の社員が
試験官で普通の雰囲気で、自己紹介も普通でした。

しかしもうひとつの班は、この前の気合空廻り男性が試験官でした。
その影響かなんなのか、向こうの班は、自己紹介から異常なテンション
で、トップバッターの女の子は、席を立ち、かなりの大声で

「私は〜!!アルバイトで〜!!
ホットドックを〜売っていました〜ぁぁぁあ!!
いらっしゃいませー!!!」


全く訳の分からない自己紹介を始めました。
まるで劇団のオーディションです。
その後もトップバッターがこんなんだったので続々と
劇団員養成所と化した自己紹介が続き、僕等は自分等の自己紹介を
そっちのけで、そっちの方を食い入ってしまいました。

そして〆は、やはりあの男性社員で、負けじとかなりの大声で自己
紹介してました・・・・

この風景を見てかなり萎えてしまいましたが、GDが通過して次は
別の日に面接でした。この企業進んで行ったら、かなりおもしろ
そうなネタが転がっていそうです。
しかし次の面接に際して単純な疑問で軽く

「交通費は出ますか?」

と打ったのですが、さっくりと無視されたので、僕はハンムラビ法典の
「目には目を歯には歯を」の精神にのっとり、軽く無視して面接ブチっ
てあげました。

ということで、相撲なら 「同体と見なし取り直しー」
となるとこですが、会社なので、軽く無視されて終了しました。



そのP面接珍問答集


     今回は、複数の企業の集団面接で僕と同席した人々の珍問答集を載せてみました。

まず、○商岩井でのグループ面接のときの隣の人の受け答え。

面:「では、君が学生時代にしてきたことをいってください」

隣:「ハイ!私は、学生時代なんでも値切って買いました。
   とくに車のタイヤを安く買えた時が最高でした。」


面:「はっ・・はいどうもありがとう。じゃあ次の人・・・」(動揺隠せず)

隣の彼よ。学生時代のクライマックスがタイヤを安く買ったってことって・・・
しかも最高でしたって・・・

続きまして 全○空でのグループ面接でのとなりの女の子の受け答え。

面:「あなたは、廻りの人からどういう人と思われていると思いますか?」

女:「うちの母は、わたしのことをいつもあぶなっかしいといって
   心配してくれています。」


以後しばしの静寂が会場を包み込みました・・・
かなりの緊張だったのでしょう。言葉のキャッチボールのはずが
言葉のワイルドピッチとなってしまった押し問答でした。

続きましてー ○クルートで 1:2の面接のときの隣の女の子の受け答え。

面:「あなたらしさが一番出る時はどういう時ですか?」

女:「彼氏といるときがほっとします。」

面:「・・・・・。そっそーよねー。分かりますよーその気持ち・・・」

面接官(女性)にかなりの動揺が見て取れました。
確かに女の子は相当緊張していて、顔が赤くなって行くのが見てとれました。
そして今すぐにでも「ほっ」としたかったのでしょう。
しかしあなたらしさを聞かれて、「ほっ」とするときを答えられた面接官
が一番「ほっ」としたかったでしょう。

続きまして− おまけで珍問答集ではないのですが珍人物。

○ECの控え室にて
男子学生が右手に高そうなヴィトンのバックを持っていました。
しかし左手にはコンビニの袋に入った、

野菜ジュースのペットボトルと脱ぎたてホカホカっぽいトランクス

が入っていました。一体彼はどこからきてどこへいくのでしょうか?

右半身はフランスからやってきて、左半身は銭湯から帰ってきたのでしょうか・・・

続きましてー○紅 の試験前
これは僕の話です。この日の朝、

「よし、今日は遠足気分でリラックスしていくぜー!!」

と心に決めていました。ところが○紅に着く数時間前に雨が降ってきたので

「雨が降ってきたら遠足は中止!」

ってことで、遠足気分は切り替えずに、予定を切り替えて
一人で映画に行ってしまいました・・・



ひとつ前へ

いい加減そろそろ終わります。