はいこんにちはー この度、冬のロシアに行って来ましたー。 何しに? えぇーっと、髪を切りに。 ちなみに、行く前の僕の中にあったロシアのイメージは ・冬はバナナで釘が打てるほど超寒い ・暗い ・物資が不足してる ・みんな愛想が悪い ・元スパイが核物質で暗殺 ・警官が賄賂を要求してくる ・怖い ![]() って感じで、旧ソ連のイメージをまんま引き摺っていまって 申し訳ないんですが、そんなマイナスのイメージばかりでした。 しかも入国直前に、ビザに気になる記載を発見! ビザに書かれている入国の日は合っているのですが、 帰国の日が本当の帰国予定日よりも1日遅い日にちが書いてあります・・・。 これで入国とかできなかったら、皆に散々ロシアに行くって行ってきたのに 入国できずに終わるのかよーとか、 入国できたけど、帰国ができなかったらかなり最悪〜。 なんてわけで小心者の僕は、超びびりながらロシアへ行ったのでした。 しかし無事入国。そして、ここからがもう驚愕の連続です。 ・異常気象により、超暖冬。 (夜でも+5度あったりします) ・人は優しく明るい! ・モノはすごく抱負! ・街中がどこもすごく綺麗! デパート内は、こんなに綺麗だし ![]() 外もこんなライトアップされてるし ![]() 街中の至るところに綺麗にライトアップされたクリスマスツリーがあるし ![]() ![]() スタバみたいなカフェがあちこちにあるし 昔、戦車とかミサイルとか兵士が勇ましく行進していた 赤の広場には、↓スケートリンクが出来てて誰でもスケートができるし ![]() もう驚きの連続です。 ちなみにそんなロシア人も私の持ち物に驚いていました・・・↓ ![]() 「多分世界初。赤の広場でスケートをしたケロリン」 ということで、あまりに豊かで華やかなロシアの勢いを 全身で感じながら、その勢いのままに床屋へ突入してきましたー。 ちなみに切る前の髪型はこんなんでした。 ![]() 街中にはオシャレな美容院があったり、泊まっていたホテルにも 床屋があったりしたのですが、そんなところには目もくれず ホテルの近くにあった市場へ突入してきました。 そして探すこと20分、発見しました!! ![]() いい感じの外観です。 そして僕は、一瞬の迷いもなく、床屋へ入店しました。 そして店内に入るとすかさず 「トレンディ・ロシアン・カット。プリーズ!」 と笑顔でオーダーしました。 すると、店員はあきらかに通じてないという顔を見せながらも 愛想よくロシア語でYESの「ダー」と言って頷き、さっそうと 切り出しました! ![]() しかし彼は、なかなかいい人で、ブルネイやバングラディッシュの ときのように、勝手に全てを切ってしまうのではなく 逐一、どうするか聞いてきます。 でもロシア語なんて、全く分かりません・・・。 しかも、ここでこちらのオーダーを出してしまっては 真のトレンディ・ロシアン・カットになりません。 でも、返事をしないわけにもいきません・・・。 てなわけで僕は、彼の問いかけに全て、 「ダ〜!」 で答えることにしました。何を聞かれても「ダ〜!」です。 床屋さん:ここ切る?(多分) やじん :ダ〜! 床屋さん:ここはどうする?(多分) やじん :ダ〜!! なんて感じで、全てダ〜ダ〜いってたら こいつダ〜しか言わないべ と悟ったらしく 途中から質問をやめて、ガンガン、チョキチョキ、 遠慮なく、自由奔放に切り出しました! ![]() いい感じです。 これは仕上がりが期待できそうです! そして20分後、散髪終了。 引き続き、されるがままに洗髪〜。 そして最後の仕上げでドライヤーで丁寧にセット。 そして数分後、出来上がったのが・・・ この髪型です!! ![]() まぁなんということでしょう〜(ビフォーアフター風) ![]() 長すぎて目にまでかかって邪魔だった前髪は、 綺麗にオン・ザ・マユゲしているだけでなく さらには縦方向にすかれており、見事なまでの 風通しと日当たりを実現しています。 今までの常識では不可能と思われていた オシャレなデザインと快適な機能を 見事なまでに両立。 これはまさに匠のなせる業です。 信じられません。 さらに正面から横に回ってみました。 すると、まぁなんということでしょう〜 ![]() 長すぎて、頬までかかっていたもみ上げと横髪は 綺麗さっぱりと刈り上げられ、うなじから耳にかけて まるで髪が宙を浮いているかのようなタッチの仕上がりです。 また、横から見ても、明確にわかる前髪の芸術的なスキと それにより生じた計算しつくされた通気性と日当たりのよさ。 ここにも匠にしかなせない業が存分に発揮されています・・・。 つうか、また、マコトちゃんカットになってしまいました・・・。 今まで海外で床屋にいって、“トレンディ・国名・カット”をお願いすると ほぼ100%の確率で、オン・ザ・マユゲのマコトちゃんカットに なってきています。 「トレンディ・国名・カット」って言ったら 「マコトちゃんカット」になるって言うのが 世界理容協会公認のワールドスタンダードな髪型 なのかもしれません!! そんな風に思えるくらい、どの国いっても、マコトちゃんになってきます。 それが 綺麗に揃ってるか、 ガタガタになってるか、 すかれてるかは別として・・・。 なんてことを思って、がっくししながら店内を見ていたら、 実はこの髪型になることは、この店に入ったときに 既に決められていたのではないか!!??と思われる 衝撃の事実を発見したのです!! それはこの髪型がこの店の一押し髪であることが 神の啓示の如く 紙の掲示がしてあったのです。 それがこれです。 ![]() まぁなんていうことでしょ〜。 綺麗にオン・ザ・マユゲ揃った前髪、 ![]() 宙に浮いたような髪型・・・。 ![]() そうこれが、店内に入ったときには、こうなることが決まっていた ロシアン・トレンディだったのですが 当然、こんな髪型をした、ロシア人は一人もいなく、街中でロシア人から 異常なまでの暖冬のような熱視線と 例年のシベリアの極寒ばりのも冷笑に見送られ ロシアの地を後にしたのでした・・・。 尚、帰国後仕事先で、爆笑をかったのは言うまでもありません・・・ ちなみに、 トレンディ・ブルネイ・カットはこちらから>> トレンディ・バングラディッシュ・カットはこちらから>> |